エアコンをdiyで取り付ける時の作業工程や注意点を説明していきます。
まずは注意点から説明します。エアコンは素人がやると危険や失敗が多い工事になります。またエアコン工事をする為の工具が特殊で高価な為、経験がない方や自信がない方は業者にお願いする方がいいかと思います。
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DIYでエアコンを取り付け作業!
- 取り付け位置の確認
- 室外機の設置位置
- 室内機の背板の取り付け
- 室内機に冷媒配管や電線を取り付け
- 室外機に冷媒配管や電線を取り付ける
- 室外機から真空ポンプで真空引き
- 室外機の閉鎖弁を開いて冷媒を回
取り付け位置の確認
最初にやる事は室内機の取り付け位置を確認します。
室内機を取り付けた時、冷風や暖かい風が適切に届くか、配管を室外に出す為の壁に開いた穴とエアコン本体と接続できるか、ドレン水を適切に外に出す為の勾配が取るかなどを考えて設置位置を決めなければなりません。特に注意しなければなのは、ドレン水を室外に排出するための勾配が大事です。もし勾配が取れてない場合、最悪室内が水浸しになるので注意しましょう。
室外機の設置位置
室外機の設置位置を確認します。
室外機は設置したい場所の形状や条件、また室内から来る配管の位置から決めます。
注意点は配管はあまり長くならないようにしましょう。また室外機の前後には障害物が無いように設置しなければなりません。もし障害物がある場合はショートサーキットと言う現象になりエアコンの効き目が弱くなったり機器の故障が起こるので注意しましょう。
室内機の背板の取り付け
室内機の背板を取り付けます。背板は水平器を使って水平に取り付けます。注意点は壁が下地の無いボードだけの場合が多いので下地が無い場合はボードアンカーなどを使って背板を取り付けます。もしボードだけにビスを打って背板を取り付けた場合は最悪背板がエアコン本体と落ちてしまうので必ず確認が必要です。
室内機に冷媒配管や電線、ドレンホースをを取り付け
室内機を取り付ける時は、外に出る方向に配管を出す必要があります。
配管と電線は勾配をつける必要はありませんが、ドレンは勾配をつけることに注意しなければいけません。
室内機と配管を繋ぐ為にはフレアツールと言う専用の道具を使ってフレアを作らなければなりません。フレアを作ったらモンキーレンチやスパナなどでナットを閉めて繋ぎます。
室外機に冷媒配管や電線を取り付ける
室外機に配管や電線を取り付けます。
室外機に繋ぐ時もフレアを作って繋いでいきます。
また室外機の脚に画台などで室外機を固定します。配管が丸見えが嫌な方は配管カバーを付けることにより見た目が綺麗になります。
室外機から真空ポンプで真空引き
機器と配管等が繋がったらサービスポートから真空ポンプを使って真空引きをしていきます。
真空引きをしないと配管の中に空気や水分が混入して正常な運転が出来なくなります。また故障の原因になるので必ず真空引きはしないといけません。
室外機の閉鎖弁を開いて冷媒を回す
室外機の真空引きをして配管が問題なければ、閉鎖キャップを外し六角レンチを使って閉鎖弁を開けていきます。液配管とガス配管両方とも左に回し全開に回します。前回まで回してキャップを閉めれば完了です。
これで作業が終了したので、正常に運転するか確認しましょう。
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